特徴03最新の施設・設備による安心の医療
最新の医療機器や施設を整備し患者様に“安心”と“信頼”の医療を提供できるように努めてまいります。
災害に強い病院機能
- 震災時における病院機能維持に強い効果を発揮する免震構造を採用することで、地震によるゆれを軽減し、医療機器や家具の転倒を防ぎ、医療の継続が可能。また、免震機能を採用することで、阪神大震災クラスの地震時でも病院機能を維持することが可能。
- 高潮に配慮した、電気室の配置(2階)と、非常用発電機や貯水槽の高台への設置
- 災害拠点病院として、不慮の大災害に傷病者を受け入れることができるトリアージスペースを確保
- 埋立地における液状化を考慮した、
車両通路及びトリアージスペースへの液状化対策(地盤改良)。 - 医療的孤立に備え、災害時における必要給水量の5日分相当を確保し、非常用発電機も5日間の無供給運転が可能
高気圧酸素治療装置(HBO)について
さまざまな急性期医療・難治性疾患の分野で活用される「高気圧酸素治療」
大気圧より高い気圧環境の中に患者さまを収容し、高濃度の酸素を吸入させることによって、病態の改善を図る治療を高気圧酸素治療といいます。日本では、急性期の一酸化炭素中毒や減圧症の代表的な治療選択肢として、広く採用されています。
一方で、米国では急性期の適応以外に主に下肢救済を中心とする創傷ケア分野でも広く普及しています。
日本においても今後創傷ケアセンターでの普及が期待されており、最近ではスポーツ整形の分野でも研究が進んでいます。
当院は米国セクリスト社製の高気圧酸素治療装置(HBO Model 2800J)を採用しています。ASME規格(米国機械学会/有人圧力容器の規格)に準拠しており、耐衝撃性と耐候性に富むアクリル樹脂製耐圧容器を採用し、安全性の高いガス圧制御システム、相互同時通話システム、インターロック機構などを備えています。また、各種モニター(血圧・心拍数・心電波形)を装備しています。
当院は酸素加圧のみの治療をおこなっております。
高気圧酸素療法とは、2気圧以上の環境の下で100%の酸素を吸入すると血液中により多くの酸素を取り込むことができます。組織に十分な酸素を供給することができます。高気圧酸素治療装置操作技師が在籍しており安全には特に注意をして治療に当たっています。
放射線治療装置(リニアック) ELEKTA Synergy
長崎県の離島で初めて、放射線治療装置(リニアック)が導入されました。
放射線治療とは、癌の局所病変の根治を目指す上で、外科的切除と並ぶ有力な治療法です。癌の種類や病期によっては,化学療法との組み合わせで治療効果が高まる事も知られています.
局所治癒が難しい進行病変の場合でも,放射線を当てて病変の増大を止めたり,一時的に縮小させたりすれば,癌の局所病変に由来する不快な症状(痛み,マヒ,嚥下障害など)をやわらげる事が可能です。進行癌の方の症状を緩和する上では,非常に有効な治療です。