離島看護の仕事 NURSE WORK

外来看護

「病院の顔」として幅広い診療科で活躍!
仕事内容も実に多彩

〈外来看護〉
新患外来や予約外来、救急車の受入れなど、さまざまな診療科で幅広い看護を行います。

総合的かつ的確なアセスメント力と
判断力が求められる現場でスキルアップできる!

外来には、新患外来や予約外来、島外の病院から応援医師に来ていただいている特別診療や、内視鏡、化学療法、放射線治療や救急外来などさまざまな診療科があります。看護師は診察前に問診や血圧、体重測定を行い、採血やレントゲンなどの検査にご案内します。診察が始まるとその介助をしたり、次の診療科へのご案内などをおこないます。

受診の際に必要な処置の多くは、中央処置室でおこなわれています。ここでは、医師の指示のもとに点滴や注射をしたり、救急車で来院された方の経過観察などがおこなわれています。他にも、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査の介助や、外来で抗がん剤治療や放射線治療を受ける方の看護など、いろいろなところで外来看護師は働いています。

救急車の受け入れから、新患の対応、新生児から高齢者まで幅広い年齢層の患者と接するころができ、看護師としてスキルアップできる場だと思います。特に初期対応する際のトリアージでは、総合的かつ的確なアセスメント力、判断力が求められます。

主な仕事内容 ある1日の業務内容

8:30

全体ミーティング

・終了後、各配置で業務開始
・診察介助、窓口対応、内視鏡介助、化学療法など

13:00

昼休憩

・午前中の外来診療が終了次第、昼食・休憩(忙しい時は遅くなることも…)

14:00

午後診療開始

・診察介助や中央処置室での採血・点滴など(救急車に時間の決まりはありません!状況に応じて、適切に対応していきます)

16:45

当直者に業務の引き継ぎ

17:15

業務終了

対馬病院の好きなところ

夫の転勤で、対馬に来て2年目になります。これまでは島外の病院で急性期看護に携わってきましたが、対馬にきて看護師としての視野を広げるために、離島医療を学ぶことはもちろん、幅広い分野に触れる機会がある外来勤務に興味を持ち、外来で働いています。
働いて感じた対馬病院の魅力は、地域密着型で、患者の背景を把握しやすく、入院から退院までの関わりを持ち、包括的に支援することで、患者に寄り添った地域医療が提供できるところです。
外来は病院の顔でもあります。患者が体調不良や不安なことがあり来院されている中で、スタッフの対応は重要なものと考えており、態度や言葉一つで不快感をあたえてしまうことがあります。不安や緊張をほぐすことは難しいかもしれませんが、気持ちよく受診して頂けるように、挨拶や丁寧な対応を常に心掛けています。また、スタッフ間の連携も良く、チームワークを大切に看護することのやりがいも感じています。
みなさんも、自然あふれる対馬の地で私たちと一緒に働いてみませんか?