離島看護の仕事 NURSE WORK

病棟看護

入院患者さんの安全と快適を支える
一番身近な医療スタッフ

〈病棟看護〉
入院中の患者さんともっとも距離の近い看護師であり、入院中の看護・医療サポートを担当。

入院中の患者さんと家族の不安に寄り添いたい。
毎日の巡回で、患者さん一人ひとりと丁寧に交流。

看護師の種類は、大きく病棟看護師と外来看護師の2つに分けられます。病棟看護師とは、病院の入院施設、いわゆる病棟で働く看護師です。基本的に新人看護師は病棟看護師として配属されることが多いです。

主に入院患者さんの看護ケアや医療サポートを24時間365日体制で行うため、同じ病棟で働く看護師と3交代制で夜勤をすることが基本です。大きな役割としては、ほかの医療スタッフよりも近いところから患者さんの安全と快適な生活を支えていくことです。毎日の巡回は、一人ひとりと向き合える、大切なコミュニケーションの時間でもあります。患者さんの状態を正確に把握し、看護ケアを行うとともに、入院生活の不安に寄り添うことも大切な役割だと思っています。また、入院患者さんの家族の不安も、何らかの形で解消に導くことも、病棟看護師の役割の一つです。

主な仕事内容 ある1日の業務内容

8:30

夜勤・日勤の看護師全員でミーティング

・当日の行事、手術予定の確認・連絡事項の共有
・患者さんに関する情報共有、話し合いを行うカンファレンス
・メンバー2名で内服・注射の確認

9:00

おむつ交換、体位変換

10:00

巡回・時間処置・吸引や口腔ケア

・検温で体温や血圧、酸素飽和度を測定し、全身状態を観察
・午前中に施行すべき点滴や抗菌薬の投与

12:00

食事の準備

13:00

手術・検査出し

・事前に前投薬投与時間、入室時間を確認して実施

14:00

巡回・時間処置

・翌日の手術や検査予定を確認し準備
※その後は適宜巡回やナースコール対応、検査出しなど状況に応じて異なります。

17:15

業務終了

対馬病院の好きなところ

対馬は人口３万人程度と小さな離島です。高齢化も進んでいる中で、対馬病院は総合診療としてとても重要な役割を担っています。
対馬の人はとても温かく、優しい人ばかりです。看護師として働いていると、患者さんの優しさや温かさに触れる機会が多くあります。看護師の仕事内容は責任もありますし、大変なこともありますが、そんな中でも患者さんからの「ありがとう」という一言が励みになり、仕事に向かう原動力になっています。
また、スタッフ同士も仲が良く、私は病棟の雰囲気がとても好きです。時に悩むこともあありますが、先輩や同期、後輩がいてくれるので心強いです。人と人との関わりが温かい、対馬病院が大好きです。